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ウインチェスター ミステリーハウス

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今週は、子供たちがどうしてなのかわからないが、プレジデントデー バケイションということで、学校が休みだった。1週間、ずーっとぐうたらしてしまったので、今日は、どこかに出かけようということになり、(というか私が無理やり)、サンフランシスコ近辺の水族館や、動物園はもう何度もいったことがあるので、前から 実はいちどいってみたいと思っていた、サンノゼのウィンチェスターミステリーハウスに行くことにした。

家からだと280をとばして45分ぐらいかかった。張り切って出かけたので、わりとあっという間だった。子供たちよりも 私のほうが張りきっていたのは間違いない。着いてみると、
想像していたところとはなんとなく違っていて、ショッピングセンターと映画館のお隣にいきなり、え?ここなの?というかんじだった。もっとおおきなガーデンみたいのに囲まれていて、いかにも大豪邸みたいのを、勝手に想像していたのだけれど、周りは、随分開けていて、駐車場のなかに建物が建っているぞ。という感じだった。
早速中にはいると、まずはギフトショップだった。子供たちはまだ、何も見ていないうちからすでに あれがほしいだのこれがほしいだのといろいろなものを抱えていた。そんなに欲しいなら、自分のおこづかいで買いなさいというと、さっさと戻しにいった。
チケットを買う。ツアーは3種類ある。でも そのうち2種類は10歳以上とかいてある。下の子は9歳なので、私たちは、子供OKのツアーということになった。げげげ。なんとチケットは、大人19ドル95セント、子供13ドル95セントであった。思っていたより随分高いぞ!でも、せっかく来たのだから、あんまりけちなこともいっていられない。
James というガイドさんに率いられて、マンションのなかをみて歩く。Jamesは、とにかく話すのがはやい。おいおいもう少し ゆっくり話しておくれよ。と思った。わからなくなったときは子供たちに ねえ。今なんていったの?と聞かなければならなかった。情けないぞ。

ウインチェスターミステリーハウスは、ライフルで財産をきずいたウインチェスター家の後継者、サラ ウインチェスターという人によって建てられた。彼女は、彼女の旦那さんとそして子供にも先立たれてしまい、それは、ウインチェスターのライフルで殺された人たちの怨念?で、神霊者にあなたは家の建築を続ける限り生き続けることができるといわれ、その言葉を信じて、1884年から彼女が亡くなった1922年までの38年もの間、毎日24時間大工たちを休みなく働かせて、このミステリーハウスを作ったらしい。ちいさな部屋が、あっちこっちある。本当に迷路のよう。一人で迷い込んだら出口がみつからない。それに、ゆかに窓のようなものがあったり、扉をあけてみると、そこは壁だったり、一方からは、通りぬけられて、もう一方からは、ドアがあかなかったり、それに階段がすごく狭くて、それに普通なら一段の高さのところが3-4段あったりして、本当に変である。部屋の数は160あって、47の暖炉がある。そして、彼女は、13というナンバーに以上に執着していたらしく、13段の階段とか、13の窓とか、あちらこちらに13という数字が 登場してくるのである。38年にもわたって永遠と、作り続けた家であるが、結局実際にお客さんが来たことは、1度もなかったらしい。彼女は、毎晩 Spirits と会話をして、そしてSpirits の言う通り、休むことなく部屋を作り続け、また召使たちにフルコースの夕食を用意させたりして、もてなしていたらしい。でも ゴーストたちは何にも食べないから、用意した食事は全部捨てなければならなかったらしい。もったいないぞ。残念なことに、彼女の死後、彼女の遺言かなんかで、家の中の家具は全部売られてしまい、今は かわりの家具がおさめられている。
ツアーは大体1時間ぐらいだった。なかなかおもしろかった。昔は、161.919エーカーもあったといわれる土地も今は、たった4エーカー残すのみ。ひとつとっても驚いたことは、こんなに部屋がたくさんあるのに、この屋敷には、なんとシャワーがたった1つしかなかった。
38年も作り続けるなら、部屋よりも私はシャワーに力をそそいでもらいたかったぞ。
何箇所か、いまでも テイファニーのステンドグラスものこっている。金額も相当になるらしい。サラさんは本当にお金持ちだったけど、でも、かなりクレイジーな人だったんだね。
私だったら、毎晩幽霊と会話をしながらなんて、生きていきたくはない。

13日の金曜日とハロウィーンのときは、懐中電灯でのツアーがあるらしい。
そっちのほうは、ぜったい行きたくない。あの家で、夜に迷子にだけはなりたくない。それになかなかおもしろかったけど、1度いったらいいや。という気がする。
もっと詳しく知りたい方は、www.winchestermysteryhouse.com までどうぞ。

ということで、今日はミステリーハウスの紹介でした。
by luckystartennis | 2005-02-26 15:15
<< やさしい人 ~ヒナギクの教え~ ありがとう >>